しんやさとしの綴記

就活に失敗し、理系院生となった僕が、web企業に文系就職する話と、してからの話。就活生はsiiniusという就活支援サイトもご覧あれ。

2年越しの就活!Part.9 【ベトナムに武者修行に行った話(前編)】

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ベトナムに着いての初日の感想は、「早く日本に帰りたい。。」だった。

 

排気ガスで空気は臭いし、左肩をバイクでひかれるし、ホテルのシャワーは冷水しか出ないし、虫がたくさん出るし、都会っ子の僕にはちょっと辛かった。。

 

その代わり、物価はかなり安い。日本より3倍くらい安いかな?というくらい。けれどもベトナム人は日本人相手だとぼったくってくるから注意が必要。ペットボトルの水を100円で売ってきながら、実際は25円だったりする。ベトナム自動販売機がないのは、ぼったくれなくなるからだろうなぁと勝手に想像してしまう。

 

 

そんなベトナム文化を感じながら、2週間、自分達で考えた企画を実践する。

 

とはいえ何もない状態から商売を始めるのではなく、あらかじめ自分達のやりたいことに合わせて必要な店舗が与えられる。

 

僕達の場合はお土産屋が与えられ、売上や購買率、来店客数等の向上を図った。

 

企画実現のため、まずは現地にいる顧客にアンケートをとり、顧客が何を求めているか、何に喜ぶのかを探る。

 

正直、僕はアンケート調査をするのが人生で初めてだった。もしかしたら授業の一環で学生同士でやったこともあったかもしれないけど、少なくとも一般人相手にアンケートを行うのは初めてだった。

 

「アンケートなんてただの作業。よゆーやろ。」みたいなことを最初は考えていたが、実際にやってみると何人にも断られ、「こんなの答えてくれる人なんてこの世にいないんじゃないか」って考えたりもした。

 

ろくに初対面の人に話しかけたことないような人が、慣れない英語で外国人にアンケートお願いするんだから、よゆーなわけなかった。。


それでも8人目にしてようやくアンケートに答えてくれる人が現れて、そこから流れを掴んで、5人に1人くらいの割合でデータをとれるようになった。

 

さらにはアンケートを取り終わっても相手に「Thank you」としか言えない自分がつまらないと感じる余裕が出てきて、アンケート終了後に「Have a nice trip!」と言いながら握手するなどの工夫もできるようになった。

 

小さな工夫を積み重ねて、少しずつクオリティを高めていくってこういうことなんだなと、なんとなく実感できたし、自己満足でなく相手にも喜んでもらえたことが嬉しかった。

 

そうやってアンケートを楽しみながらできるようになり、顧客情報を集める。

 

僕達が日本から持ち込んできた企画は、状況を見た限り通用しそうだって思えたし、実践してみて小さな成果もあげられた。

 

しかし、問題も発生した。従業員数の不足だ。

僕達の考えた企画は僕達学生がお土産屋をサポートするからこそできる企画で、僕達が帰国した後の継続は難しい。かといってもう1人新たな従業員を雇えるかといえば、そこまでの大幅な利益向上は見込めなかった。

 

今の企画を改善し、従業員問題を解決することにこだわるか、全く新しい施策を考えるか、意見が割れた。

 

すでにベトナムに来て5日経っている中で、新たな施策なんて考えられるのか、実行までできるのか、今の企画を改善していった方がいいんじゃないか、そういったアピールをしていく中で、チームメンバーに言われた一言。

 

 

「正直この企画、最初からそんなにやりたくなかったんだよね。」